マイナビの裏側|薬学生の“いま”と“未来”を支える専門情報サイト|マイナビ薬学生Switch

薬学生の就職活動支援やキャリア支援は、他の学部生とは異なるサポートを求められます。マイナビでも約15年前から、薬学生に特化したキャリア情報の発信を続けてきました。さらに、2022年4月には時代の変化や現場のニーズに対応する形で、薬学生全般に向けた専門情報サイト「マイナビ薬学生Switch」として大きくリニューアル。今回は、その広報責任者を務める末吉より、リニューアルの背景や狙いなどを詳しく語ってもらいました。

Profile

末吉 夢大
株式会社マイナビ メディカル事業本部 HRソリューション統括本部 企画広報統括部
2009年に株式会社マイナビに入社後、九州支社で企業の新卒採用支援の業務に従事する。2014年より主に医療・福祉分野を担当する現メディカル事業本部の前身であるメディカル企画推進課に異動。以来、病院・調剤薬局・ドラッグストアなどの新卒採用支援、および看護系・薬学系学部のキャリア、就職支援の責任者などを務める。2021年8月より現職。

時間に追われる薬学生のために入学直後から役立つ情報を届けたい

―今回のリニューアルの背景から教えてもらえますか?

依然として企業・病院からの薬剤師の採用需要は高く、そのため薬学生の就職活動への意識は他学部の学生と比較しても若干希薄な印象を受けます。そもそも薬学生は学校行事が忙しく、4年生には薬学共用試験、5年生になると病院・薬局実務実習、その後は薬剤師国家試験の受験勉強に追われるため、学生生活の後半は就職活動にあまり多くの時間を割くことができません。その結果、薬学生の中には自己分析や業界研究、仕事研究など、十分な就職活動の準備ができずに進路決定をし、就職後にミスマッチを起こしてしまう学生も。

そこで、比較的時間に余裕のある大学1〜3年生の頃から自分自身の「未来」やキャリアを考えるきっかけを提供できればと考えたのです。同時に、入学後の早い時期から情報を提供するのであれば、未来だけでなく、薬学生たちの「いま」にも役立つ情報も提供していきたい。こうした思いから、私たちは薬学生向けの専門情報サイト「マイナビ薬学生Switch」として大幅なリニューアルに踏み切ることにしました。

薬学生の背中(スイッチ)を押す選択肢と行動、気づきの機会を

―なるほど。具体的には、どのような形で「いま」と「未来」をサポートするのですか?

「いま」については、たとえば、薬学生の研究室選びに役立つ情報を掲載したり、実務実習に向けたマナー講座を開設したり。CBTやOSCEといった薬学共用試験、さらには国家試験対策に関する情報提供も行っていきます。また、世の中の医薬に関するニュースを配信することで、薬学生が日頃から気軽に見てくれるWebサイトになることができたらうれしいですね。

「未来」に関しては、薬学生のための業界研究や仕事研究といったコンテンツに加え、仕事体験やインターンシップ情報の提供など、知識だけでなく、薬学生たちの行動につながるようなコンテンツも数多く用意する予定です。

―たしかに。大学1年生から卒業するまで幅広く活用できそうなWebサイトですね。ちなみに、「マイナビ薬学生Switch」という名称に決めた理由は?

まさに、今回のリニューアルでこだわったポイントと重なる部分なのですが、薬学生は学生生活や就職活動の様々な場面においていくつもの“選択”と“決断”を求められます。にもかかわらず、じっくりとキャリアを考えたり、就職活動したりする時間が限られています。

だからこそ、私たちはできるだけ多くの「選択肢」や「行動」の機会を提供し、薬学生自身に「気づき」を与えていきたいと思うのです。そして、薬学生が日々の生活や将来の進路に関する様々な選択と決断を行う際、私たちのWebサイトが薬学生の背中(スイッチ)を押す存在になれればと考え、「マイナビ薬学生Switch」という名前に決定しました。

それぞれの就職先の違いを知り、自分のことももっと知ってほしい

―素敵なネーミングですね。でも逆に言えば、そのくらい薬学生の選択と決断は難しいのですか?

そうですね。就職活動一つをとっても難しいと思います。薬学生の活躍フィールドは多岐に渡るものの、製薬メーカーやCRO、病院、調剤薬局、ドラックストアなど他学部の選択肢と比較するとある程度絞られてきます。しかしながら、本当に自分にあった職場がどこなのかという選択をするためには、それぞれの違いも、より詳しく知る必要がありますし、何より、自分自身が将来的にどのようなキャリアを歩みたいのか、どのような人生を送りたいのかといったことも考えておく必要があります。

目先の待遇や働く環境だけを見比べて決断するのではなく、たとえば「20代の頃は病院で薬剤師としてのスキルを磨き、その後ドラッグストアに転職する方が、私のライフプランには向いているのでは」あるいは「中長期的に見て、様々な業界を経験することで薬剤師としてのスキルを磨いていきたい」といった選択肢を持つ学生がもっといてもいいと思うのです。そして、そうした自分自身に本当に合った選択肢を手に入れたいと思う薬学生の日常の中に、私たちの「マイナビ薬学生Switch」が当たり前のように存在することができればと思います。

大学と企業・病院の間に立つ、マイナビだからできること

―最後に。薬学部を有する大学のキャリアサポートに携わっている方に対して、メッセージをお願いできますか?

はい。大学のご担当者様によっては「優先する課題が他にあり、就職活動のサポートやキャリア支援をなかなか進められていない」とのお考えもあると思います。ただ一方で、私たちマイナビは薬学生の就職先である企業・病院の方々とも日々向き合っていく中で、「薬学生にこうした情報は知っておいてほしい」「実務研修の際のマナーをもっと勉強しておいてもらえたら…」といったニーズも耳にします。そういう意味では、ぜひ、大学側にも私たちマイナビをもっと使い倒してほしいと思うのです。

それぞれの大学ごとに担当のキャリアサポーターがおります。「今の業界の動向はどのようなものか」「大学では対応ができないので、こういう講座を開いてほしい」など、何でもお気軽にお声がけください。私たちは皆さまにとっても、企業にとっても、そして何より、未来ある薬学生にとっても常に身近で、新しい一歩を踏み出すきっかけを提供していきたいと思います。

Editor’s Comment

低学年から最終学年まで使える薬学生の専門情報サイト「マイナビ薬学生Switch」。薬学生へのより良いキャリア支援や就職活動サポートを目指し、全学年通じて医療関連の情報収集やキャリアを考えたアクションができるよう、リニューアルを行いました。
教職員の皆さまの役割としては、就職活動のご担当者様はじめ、実務実習のご担当様、国家試験のご担当様など様々かとおもいますが、総じて「学生が満足のいくキャリアを築く」その第一歩を、サイト・キャリアサポーターを通じてご支援していければ…と改めて感じました。
(マイナビ副編集長:谷口)

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