この記事はこんな方にオススメ
- キャリア支援・就職支援において、対象別に適切なフォローをしたい
- 支援内容を点ではなく線・面で考えたい
キャリア支援・就職支援をする際、学生を対象別に分けてそれぞれの状況に合った支援を考えていくことが効果的です。特に在籍人数が多い学校や、学部別などで学びの特色に差がある学校は、適切に取り入れたい視点です。
ここでは、どのような対象区分が考えられるかのポイントをご紹介いたします。
対象区分のポイント
- 学年別で分ける(例:低学年はキャリアを広く前向きに考えてもらう施策、大学3年生・修士1年生は就職活動準備への施策)
- 文系・理系で分ける(例:初期志望業界・職種と実績・社会ニーズに差異がある場合、現状を理解して視野を広げてもらう)
- 学部別で分ける(例:就職先・職種の紹介、院進学率に合わせた進学情報の開示、苦手な就職活動対策などを分けて実施)
- 就職活動などの進捗別で分ける(例:興味のある仕事がイメージできないならまずは適性検査受検、自分に合っているか詳しく知りたいならインターンシップ申込)
- 就職活動などに対する意欲で分ける(例:意欲が高い学生を募集し、特定の活動をしてもらい、学内に情報発信して学生全体に良い影響を与える)
- 在校生・卒業生で分ける(例:それぞれに定期的にアンケートを取り、就職前と働き出してからの仕事観を比較する、働き方満足度などの情報を支援内容に反映させる)
- 支援方法で分ける(例:個別相談で共通して伝えている部分は、ガイダンスなどのマス対応に切り替える)
これらを組み合わせることで、より学生の状況に合った適切な支援が進められるでしょう。
まずはここから取り組みたい
- ご自身が担当している支援内容において、考えられる対象区分があれば追加してみてはいかがでしょうか
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長い学生生活の出口で、学生たちを社会へと送り出す。その大きな役割と責務を担っている皆さまに寄り添い、活用いただける情報をお届けするため、2022年にサイトをリニューアルいたしました。
より良いキャリア支援・就職支援とは何か。答えのないその問いに対して、皆さまの学生支援のヒントとなるような情報をお届けして参ります。