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個別対応|学生相談で気を付けたいこと

この記事はこんな方にオススメ

  • 学生相談などの個別対応の支援を見直したい
  • 個別対応するために適切な環境を整えたい

キャリア支援・就職支援において、多くの学生に周知するマス対応が適しているシーンと、一人ひとりの学生にきめ細かな対応をする個別対応が適しているシーンがあるとおもいます。ここでは、個別対応の中でも主に学生相談についてのポイントをご紹介いたします。

個別対応(主に学生相談)のポイント

  • 予約制・飛び込み相談可など学生がわかりやすい参加導線を整える
  • 周りに相談内容が聞こえにくい状態など、適切な環境を整える
  • 相談内容の開示先(必要に応じて部署内のみ共有、本人了承を得ない限り開示しない)など、相談内容(個人情報)の扱いについて明示する
  • 開始時には、学生が相談にくるまでの経緯や想いを聞くなど穏やかに始める
  • 可能な限り否定や批判をせず傾聴し、学生の特性を見極めながら、前向きに行動できるように促す
  • 学生の状況やカウンセラーの面談スキルに応じてコーチング、ティーチング、カウンセリング、外部へのリファーなどを活用する
  • 全国の学生の状況や、就職先の採用情報、就職情報、キャリア関連情報など最新知識をもって、適切にアドバイスする
  • 学内方針や部署方針も念頭に置きながら、学生の状況に合わせた発言を心掛ける
  • 終了時には、相談をしてどう感じたか、今後の流れについてなどを確認して笑顔で終了する
  • 部署内メンバーの面談スキルの標準化を図るために、定期的に研修や情報共有をおこなう
  • 次回の面談が別担当になった場合、前回の状況が理解できるように面談記録をつける
  • 面談記録をつける際は、後の効果測定や活用方法をふまえて、どのレベルの記録を残すか、集計しやすいカテゴリ分けはできているか、不要な(後に活用しない)個人情報を記録していないか、記録システムのセキュリティは万全かなどを再確認する

学生への対応と、組織としての対応どちらも必要ですので、この機会に見直してみるのはいかがでしょうか。

まずはここから取り組みたい

  • ご自身が学生相談を担当する場合、どの部分を見直したいか考えてみてはいかがでしょうか

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  2. 年間計画|スケジュール作成時に意識したいこと
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