この記事はこんな方にオススメ
- キャリア支援・就職支援における効果向上を図りたい
- 支援内容の振り返りで効果測定できる基準を設定したい
キャリア支援・就職支援において、支援内容が本当に学生のためになっているか?学内や部署の方針に則っているか?など運用を続けるうえで、確認が必要になるとおもいます。ここでは、効果測定をするためのポイントをご紹介いたします。
効果測定をするためのポイント
- 可能な限り運用を開始する前に、目標や指標を設定する
- 目標・指標を設定するときは、支援内容の目的やゴールに準じたものにする
- 目標・指標を設定するときは、可能な限り全国平均やエリア平均など他校の数値を考慮する
- 目標・指標を設定するときは、短期的な期間(半年など)と、中長期的な期間(3年後など)を意識する
- 期間を設定するときは、学生の動きや教職員の業務などをふまえて、年度末や半期末を考慮する
例えば「学生に納得のいく就職活動をしてほしい」という学校は多くあるとおもいますが、こちらを目標・指標に落とし込むとどのようになるでしょうか。
学校・学生の状況によって落とし込み方は様々かとおもいますが、例えば学生向けアンケート結果や、内定時・卒業後の満足度、募集企業が多い時期での内定報告数・率などが考えられるでしょう。
また、自部署の支援を活用することなく、自主的に動き、就職活動を経て内定を得た学生についてはどのように考えるのが適切でしょうか。
自部署の支援を活用している学生と、そうでない学生に分け、それぞれに合った支援内容や効果測定の指標を作る必要もありそうです。
まずはここから取り組みたい
- ご自身が担当している支援内容において、目的やゴールに準じた目標・指標を考えてみてはいかがでしょうか
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長い学生生活の出口で、学生たちを社会へと送り出す。その大きな役割と責務を担っている皆さまに寄り添い、活用いただける情報をお届けするため、2022年にサイトをリニューアルいたしました。
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