この記事はこんな方にオススメ
- 学生に卒業後どのようなキャリアがあるか示したい
- 学生に今後のキャリアについて興味を持ってもらいたい
学生生活の先にある、将来の自分を学生にイメージしてもらうために、どのようなきっかけを提供できるか、と考えているかたも多いとおもいます。ここでは、卒業後のキャリアを伝えるうえでのポイントをご紹介いたします。
卒業後のキャリアの種類
- 就職(企業、公務員、教員、その他専門職)
- 起業、家業継承
- 進学
- 留学
- その他(フリーターなど)
これらは卒業直後の進路ですが、このような選択肢を出すだけでなく、見せ方・伝え方にも工夫が必要でしょう。
卒業後のキャリアを伝えるうえでの工夫
- 卒業後の進路について現時点でどう考えているか、考えた理由とあわせて言語化してもらう
- どのような大人・社会人になりたいか、どのような生き方をしたいか、を問いかけ言語化してもらう
- 同じ学部などの先輩の就職先を明示し、知っている・知らない就職先に分けて、知らない就職先を調べるグループワークを行う
- 「もし自分が起業するとしたら」などテーマをグループごとで指定し、その後の生き方を想像して、学生生活に取り組むと良さそうなことを話し合ってもらう
- OBOGから許諾を得たうえで、多様な働き方・生き方をしている方の紹介をする
- 就職と転職の事例紹介をすることで、新卒入社の意味や価値について気づいてもらう
- 現時点でイメージしているライフプランを書き出し、今の学生生活でできることは何かを考えてもらう
就職先の企業名提示や、OBOGの事例紹介などのインプットと併せて、現時点でのイメージを書き出すなどのアウトプットをしてもらうことで、将来のことをより自分事として捉えることができるようになるでしょう。
まずはここから取り組みたい
- ご自身が担当している支援内容において、見直せそうな工夫を1つ見つけてみてはいかがでしょうか
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