調査資料

学生アンケート

マイナビ 2021年卒大学生公務員イメージ調査2020.03.17

PDF形式でのデータダウンロードはこちら

新卒学生向け就職サイト「マイナビ」の運営をはじめ、各種就職・転職情報サービスを行う株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役:中川信行)は、「マイナビ2021」の会員を対象に「公務員イメージ調査」を実施いたしました。こちらの調査は、プレスリリースは初めての調査です。

【TOPICS】

■公務員を志望する学生は2割。2016年以降で最も少ない
「公務員」を就職先として「考えている」学生の割合は21.2%、「考えたがやめた」と回答した学生は40.1%であった。現住所地区別、出身高校所在地別ともに、北海道の学生の志望割合が他のエリアより高い。公務員志望者の割合をを経年でみると、調査方法が異なる前年を除いても、就活スケジュールが変更となった2016年以降、21年卒が最も志望割合が低かった。働き方改革の浸透、売り手市場という学生をとりまく環境、インターンシップへの参加等により、民間志望者が増加しているものと考えられる。

図1:公務員志望者推移
図1:公務員志望者推移

就職先として公務員を「考えている」学生に志望している公務員を複数選択で聞いたところ、地方公務員(市区町村)(59.9%)、地方公務員(都道府県庁)(48.8%)、国家公務員(一般職)(27.6%)の順で志望割合が高かった。

考えている学生の文理別の属性でみると、文系では、地方公務員(市区町村)(68.3%)が突出しており、地方公務員(都道府県庁)(46.4%)、国家公務員(一般職)(25.9%)の順であった。一方理系では、地方公務員(都道府県庁)(54.3%)、地方公務員(市区町村)(44.5%)、国家公務員(総合職)(30.7%)が上位3位に入り、僅差で国家公務員(一般職)(29.5%)が続いた。文系では、国家公務員(総合職)(12.5%)より、警察官(14.0%)への志望割合が高かった。

図2:公務員志望者のなりたいと思う公務員
図2:公務員志望者のなりたいと思う公務員
■公務員を就職先として「考えている」学生の民間企業との併願率は85.3%
公務員を「考えている」学生に「なりたい理由」を複数選択で聞いたところ、考えている学生全体では、1位「安定している」(80.3%)が抜けて高く、2位「休日や福利厚生が充実している」(57.1%)、3位「給与・待遇が良い」(41.3%)という結果であった。文理男女の属性別にみると、文系女子では、「地域に密着した仕事ができる」(39.2%)、「親に薦められた」(30.0%)が、ほかの属性と比べ割合が高いのが特徴的である。P10の公務員を「考えている」学生がなりたいと思う公務員では、地方公務員(市区町村)を希望する割合が、文系女子でほぼ7割であった。文系女子は、親の薦めもあって、地元で公務員を志望するというキャリアモデルが浮かびあがってくる。

公務員を考えている学生の85.3%が民間企業との併願を予定している。国家公務員(総合職)志望者では9割が民間と併願予定であった。民間と併願する公務員志望者に、民間の内々定が先に出た場合どうするかを聞いたところ、54.5%が「民間企業に内々定承諾を待ってもらい公務員試験の結果が出たあとどうするか考える」と回答している。どうするか考える際の比較検討の視点としては、文系男子では「給与や賞与の高さ」(58.9%)、理系男子では、「自分が成長できる環境がある」(58.3%)、文系女子と理系女子は「福利厚生制度が充実している」(文系女子68.8%、理系女子53.2%)が、トップとなっている。
■ 公務員志望増へのヒントは「堅苦しいイメージの払しょく」、「仕事内容を知る機会を設ける」など実態がわかることが重要
公務員を就職先として「考えたがやめた」学生の、公務員を志望しなくなった理由は「他の業界や仕事などに興味を持ったから」(43.3%)、「十分な試験対策ができないと思ったから」(38.5%)、「試験の難易度や倍率が高く受からないと思ったから」(32.9%)が上位3位に来ている。僅差で「スケジュール上、民間企業への就活と両立できないと思ったから」(31.3%)が続いている。公務員を志望していたが、やめた時期について「大学3年、院1年」が50.6%と最も高いことをみると、民間と併願しようとしたが、試験対策や民間の就活スケジュール等を考えた結果、志望しなくなったのではないかと考えられる。
一方、もともと公務員志望でない学生の志望しない理由は「もともと民間企業志望だから」(51.4%)、「業界自体に興味がないから」(47.6%)が抜きん出ている。
非志望者に、試験制度やスケジュール以外のところで、どのようにすれば公務員になりたい気持ちが高まるかを聞いたところ、「堅苦しいイメージが払拭されれば」(36.6%)、「仕事内容について知る機会があれば」(34.7%)、「民間と並行して受けることができれば」(31.8%)、「働いている人が魅力的であれば」(29.7%)が上位に来ている。公務員と比較した民間企業の魅力は、非志望者全体で「業界選択の幅が広い」(40.6%)がトップ、「希望する職種につけそう」(33.2%)が続いている。「考えたがやめた」学生では、「若手に活躍の場が与えられている」(22.1%)も上位に来ている。これらのことから、非志望者では、いわゆる「公務員」のイメージが先行しているようだ。公務員の業務は多岐にわたること、中で働いている人の働く様子やキャリアプラン等をより具体的に見せていくことで、非志望者の公務員になりたい気持ちが高まる可能性があるようにみえる。

図3:公務員になりたい気持ちを高める要素

図3:公務員になりたい気持ちを高める要素
■勤務時間が長いイメージの公務員は「教員」、安定のイメージは「国家公務員」が強い
学生の持つ公務員のイメージを、「安定」「世間体」「年功序列」など13の項目について聞いた。
こちらが示したすべての公務員において、「安定している」「年功序列」「世間体がよい」が選ばれており、学生が思う公務員のイメージを表している。特に国家公務員では、7割を超えている。勤務時間の項目では、教員で「勤務時間が長そう」という回答が73.2%にも及んでいる。教員ほどではないが警察官(42.1%)、消防官(36.6%)、自衛官(40.7%)にも、「勤務時間が長そう」なイメージを抱いている。

図4:公務員のイメージ (安定)、図5:公務員のイメージ (勤務時間の長さ)
図4:公務員のイメージ (安定)
図5:公務員のイメージ (勤務時間の長さ)
■公務員志望の学生の8割以上が、公務員のインターンシップに参加したい
公務員のインターンシップの参加希望有無について、公務員志望の学生では、8割以上が「参加したい」と回答した。「参加したい」と回答した公務員志望の学生に参加する目的を複数回答で聞いたところ、「特定の官公庁や公務員のことをよく知るため」(75.0%)、「公務員として働くことを経験するため」(51.2%)、「公務員の仕事に対する自分の適性を知るため」(44.3%)が上位に挙がり、インターンシップでより詳細を知りたいと考えているようにみえる。
参加したいプログラムを公務員志望者の志望公務員別にきいたところ、「実際の現場での仕事体験」と「職場見学」が多く選択されていた。
■就職観・・・ 個人の生活と仕事を両立させて楽しく働きたい
公務員を「考えている」学生の就職観は、「個人の生活と仕事を両立させたい」が34.9%で最も高く、「楽しく働きたい」が22.3%で続いている。「考えたがやめた」学生は「楽しく働きたい」が28.1%と「考えている」学生に比べて割合が大きいものの「考えている」学生と同様の傾向を示している。「もともと考えていない」学生では、「楽しく働きたい」(32.4%)と「個人の生活と仕事を両立させたい」(24.2%)の順位が逆になっており、民間志望であるが故の結果といえる。

図6:学生の就職観
図6:学生の就職観
■男性の育児休暇について・・・ 公務員志望の学生の3割が育児休業期間「1か月~3か月未満」を希望
男性の国家公務員の育児休業・休暇について「1か月以上」を原則とする制度が2020年度より始まることが決まった。学生はどれくらいの取得期間があればよいと考えているのかを、公務員を「考えている」「考えたがやめた」「もともと考えていない」学生別にたずねたところ、いずれも約3割が「1か月~3か月未満」と回答した。

図7:男性の育児休暇で適当だと思う期間
図7:男性の育児休暇で適当だと思う期間
PDF形式でのデータダウンロードはこちら
*PDFデータをご覧になるには、プラグインが必要です
無償プラグインのダウンロードはこちら
エリア別データはこちら(2021年卒マイナビ公務員イメージ調査)

エリア別のデータはこちらをご覧ください。

PDF形式でのデータダウンロードはこちら
*PDFデータをご覧になるには、プラグインが必要です
無償プラグインのダウンロードはこちら
調査概要
調査名 2021年卒マイナビ公務員イメージ調査
調査期間 2020年1月17日(金)~2月3日(金)
調査方法 1月17日時点のマイナビ全会員にWEB-DMを配信。WEBアンケートにて回答
調査対象 マイナビ2021会員
有効回答数 3159名
[内訳:文系男子 505名 理系男子 693名 文系女子 1,291名 理系女子670名]
学生の属性データ<文理男女別>
文理男女別 回答数 回答比率
文系男子 505 16.0%
理系男子 693 21.9%
文系女子 1,291 40.9%
理系女子 670 21.2%
総計 3,159 100%
有効回答数<エリア別>
地域別 回答数 回答比率
北海道 131 4.1%
関東 1,311 41.5%
甲信越 99 3.1%
北陸 101 3.2%
東海 451 14.3%
関西 257 8.1%
中国 198 6.3%
四国 81 2.6%
九州 318 2.6%
海外 5 0.2%
総計 3,159 100%

■本調査に関するお問合せ
  株式会社マイナビ  社長室  リサーチ&マーケティング部
  TEL:03-6267-4571/E-mail: myrm@mynavi.jp

▲ ページトップへ