調査資料

学生アンケート

2013年卒外国人留学生の就職に関する調査 2012.05.10

PDF形式でのデータダウンロードはこちら

 

グローバル人材採用マーケットの1つとして、昨今では業界や企業規模を問わず注目を集める外国人留学生たち。

彼らの日本での就職に関する傾向について、昨年に引き続き調査を行った。震災の影響が色濃く残る日本で、自ら積極的に活路を見出そうとする強い思いが垣間見られた。

 

【TOPICS】

■ 日本で就職したいという意欲は震災後1年経過しても変わらず強い。96.1%の学生が希望。
卒業については、94.0%の学生が日本の大学を卒業すると回答し、卒業しない予定の学生も今後の進路については「就職は日本で」と回答している例が多く見られた。このことを反映し、96.1%の学生が日本での就職を希望。以前は日本以外での就職を考えていたが、日本で学ぶうち日本で就職したいと考えるようになった学生も全体の10.8%を占め、この数値は昨年の約2倍となっている。
■ 家族が卒業後の帰国を希望する割合は出身国によって明確な差が。全体で約4割、韓国は6割弱。
そんな学生の意志にも関わらず、故郷の両親・親族は原発事故の影響や再度の地震発生を憂慮し、約4割が出身国での就職を希望しているという結果が出た。特に韓国出身の留学生の親たちが韓国での就職を希望する割合は6割弱に上った。それに対し、台湾出身、欧米他出身では4割が日本に残ることを希望している。
■ 就職活動の進捗状況は日本人学生よりも遅れ気味。「不利を感じる」という意見も多い。
現在の就職活動状況については、エントリー10社以下が44%と、3月のモニター調査で平均エントリー社数の累計が60社を超えている日本人学生に比べ、かなり遅れ気味となっている。ただし、10社以上のセミナー参加が25.9%、10社以上選考参加が7.3%と意欲的に活動している学生も一定数存在するようだ。
■ 就職活動における情報収集。同じ留学生に聞くか、日本人の友人に聞くか。
情報収集方法で特徴的だったのは、同じ留学生に聞くのか、日本人の友人に聞くのか、という点。中国や台湾出身の学生が同じ留学生からの情報収集に重点を置いているのに対し、韓国出身の学生が日本人の友人に重点を置く割合は、全体の割合の倍以上となった。日本人の同級生の中に溶け込んで就職活動を行っているさまが伺える。
■ 留学生が思い浮かべる「日本を代表する企業」とは?
自由記入式、社数無制限で回答(本編に上位企業名を掲載)。自動車・電機メーカーの企業が目立ったが、商社、流通、通信、食品など、自身の志望先と思われる業界の、代表的企業を複数挙げる回答も多く見られた。挙がった社名の総数は96社。うち1票の企業が51社あるのは「自分の志望企業こそ日本を代表する企業だ」と考えた学生が相当数いたためと思われる。
■ 適性試験が苦手なのは日本人向けの設問が原因か。「採用の留学生枠」を望む声も。
日本で働きたい理由を問う設問で最も多くの回答を集めたのは「日本で自分の実力を試したいから(58.6%)」、企業選びのポイントでは「やりたい仕事ができそう(66.4%)」となっており、日本で身につけたスキルを日本で活かしたいという前向きな姿勢が鮮明に表れた。そこに魅力を感じる企業も多いのではないだろうか。希望する働き方では「入社した会社に長く勤めたい(62.9%)」という回答が群を抜いており、日本で学び、日本で就職活動するうち、日本的な職業観になじんでいる様子がうかがえる。一方、日本語での適性試験などでは苦戦している様子もうかがえる。外国人留学生を採用する場合、選考の過程で日本人の就活生に比べ不利にならないよう配慮するといったことがポイントになりそうだ。
PDF形式でのデータダウンロードはこちら
*PDFデータをご覧になるには、プラグインが必要です
無償プラグインのダウンロードはこちら
調査概要
調査内容 --- 13年卒マイナビ外国人留学生の就職に関する調査
調査期間 --- 2012年3月27日〜2012年4月10日
調査対象 --- マイナビ2013登録学生のうち「外国人留学生の採用情報を希望する」学生
調査方法 --- 3月27日時点のマイナビ2013会員にWEB DMを配信
有効回答数 --- 232名
回答者出身地域 --- 中国/158名、韓国/24名、台湾/20名、他アジア/18名、欧米他/12名
有効回答数 --- 232名

■本調査に関するお問合せ
  株式会社マイナビ  就職情報事業本部  HRリサーチセンター
  TEL:03(6267)4571/E-mail: hrrc@mynavi.jp

▲ ページトップへ